提携団体等
提携団体等
ドローン鑑定会が行う各種の業務や取り組みは、以下の提携団体等の理解と協力体制の基に成り立っており、それら背景も踏まえ世の中に確かなものを発信しています。
改めて感謝申し上げますとともに、広く更なる提携先を求めておりますので、積極的にご相談、お声掛けいただけると幸いです。
機材部門
DJI認定ストア大阪(深空株式会社)
DJIJAPANの正規代理店である深空株式会社との業務提携により、ドローン鑑定会(不動産鑑定ネットワークサービス株式会社)はDJI二次代理店となっています。
私たちが使用するドローンは、産業機と位置付けられるものもあり、これはDJI公式オンラインストア等では購入できず、代理店しか扱えないものとなっています。
ドローン鑑定会は、自らが二次代理店となることにより、メーカーからの情報を正しく反映し、直接的に不動産実務を念頭においた産業機導入講習等を実施できることに優位性や信頼性があるのです。
なお、深空株式会社様とは、社長・営業担当・技術担当・スクール担当の各者と継続的なお付き合いができており、第二回・第四回のドローン鑑定会総会にゲストとしてご出席いただくなど、ドローン鑑定会の会員に対し直接的なご指導やお付き合いもしていただいております。
株式会社WorldLink&Company(Sky Link Japan)
SkyLinkJapanは、京都発でドローン産業の創世期から幅広いソリューションを全国展開している企業です。
ドローン鑑定もまた、京都発の取り組みであり、現状で7鑑定業者がドローン鑑定業務を行う先進県となっています。
ドローン鑑定会(不動産鑑定ネットワークサービス株式会社)は、SkyLinkJapanの販売代理店として、DJI機以外のドローン機材について実務活用の検証を進めています。
どんどん新しくなってゆくドローン機材に関し、安価・安全・高精度・使いやすさ等をクリアしなければ、この先の更なる広がりはできません。
SkyLinkJapan様には、第三回のドローン鑑定会総会にゲストとしてご出席いただき、ドローン鑑定会の会員に対し直接的なご指導やお付き合いをしていただいております。
解析ソフト部門
TerraDrone株式会社
私たちが鑑定評価業務へのドローン活用を検討し始めた頃、今もそうなのですが、多くの解析ソフトは海外品であり、操作画面やマニュアルが外国語表示であったりすることが、この先の普及を悩ませるものでした。また、多くの解析ソフトは、DSMやオルソは作れるのですが、その先の事をしようと思うと、別ソフトで処理しなければならないという状況でした。
これに対し、TerraDrone株式会社の解析ソフト「TerraMapper」は日本製、日本語表示であり、日本人担当者が問い合わせに対応してくます。加えて、鑑定評価業務において活用しうるCAD機能、土量計算、等高線表示、3Dビューアーなどの機能が基本内臓されているという優れものでした。
このTerraMapperが存在していなければ、不動産鑑定士によるドローン活用はここまで広がらなかったでしょう。
ドローン鑑定会(不動産鑑定ネットワークサービス株式会社)は、TerraDrone株式会社の販売代理店として、問い合わせ等に即時対応できることに優位性や信頼性があります。
既に情報は周知済みあっても、それを調べず、TELして聞けばよいと思っているのが、当業界の既存風潮です。不動産鑑定のことを知らないメーカーに、どんな質問がいくのやら、、そのへんをドローン鑑定会が代わって窓口になることで、色々なことがスムーズになるのです。実のところ、不動産鑑定士に何かを教え、身に付けさせるのは大変なのです。(笑)
なお、TerraDrone株式会社様には、第一回ドローン鑑定会総会にゲスト参加いただくとともに、ドローン鑑定会だけのために解析研修を実施していただき、それらは当会の実務編マニュアルとして活用させていただいております。
スクール部門
フリーバードドローンスクール(株式会社FREEBIRD・京都伏見)
ドローン鑑定会の立ち上げとともに、まず取り組んだのはスクールとの協働体制の構築でした。不動産鑑定士にドローンプレーヤーを増やす、すなわち操縦士ライセンスをとらせる。分科会幹事として10年苦労した私としては、もう至れり尽くせりのお任せコースを用意してあげなければ、先に進まないだろうなという結論ありきでした。
実務での飛行に耐えうるよう高度150mまで飛行する野外での実地訓練、マンツーマンでの指導など、不動産鑑定士向けライセンス取得講座を作り、今までに29名もの不動産鑑定士兼パイロットを養成してきたのが、このFREEBIRDであり、ドローン鑑定会の聖地・ベース基地とされている所です。
このFREEBIRDには、これまで宮城・福島・新潟・東京・長野・石川・千葉・群馬・山梨・福岡など、全国の不動産鑑定士が受講しに来てくれています。京都はライセンスを取得しがてら、観光気分でも来てもらいやすい所ですし、何より、ここ京都伏見は坂本龍馬が新しい日本を作るため多くの志士と酒を交わした地であり、今は全国の不動産鑑定士がスクール後に伏見の酒蔵でこの先のドローン鑑定業界について談義しているのです。
なお、航空法改正等により、令和5年度より、不動産鑑定士向けライセンス取得郷座を不動産調査実務者養成コースとしてリニューアルし、不動産鑑定士だけでなく、宅建業者、補償コン、自治体職員等にも門戸を広げました。
私自身も新制度における一等修了審査員の登録を行い、不動産鑑定士であるインストラクターとして直接指導を行える体制にしています。
各地元のスクールでどこが良いのかわからない、ライセンスを取得できたとしても実務で飛ばせるようになるのか、そんな不安とリスク程度は、ドローンを導入するという大きな決断の中において、京都まで行った方が確実、という状況になっているのです。
ROBOZドローンスクール・ドローンミュージアム&パークみの(株式会社ROBOZ)
中部不動産鑑定士協会連合会の研修に当たり、中部エリアでのトピックを探した結果、突出して多彩な取り組みをされていたのがROBOZであり、問い合わせた結果、快くご協力頂き、その後は第三回ドローン鑑定会総会にゲスト参加いただいたり、岐阜県不動産鑑定士協会のドローン研修でも場所をご提供いただくなどしています。
また、ROBOZでは不動産調査実務者養成コースも実施可能な状況となっており、不動産関連事業者におけるドローン活用において中部エリアの基地となる所となっています。
DJI認定ストア大阪(深空株式会社)
深空さんについては、上記のとおり、ドローン鑑定会としては機材を中心とした関係にありますが、大阪府内各所を利用してスクール事業もされています。
とにかく機材メーカー直のスクールという面で安心なところですし、不動産調査実務者養成コースの実施もできるようにしています。
測量部門
柳土地家屋調査士法人・株式会社柳土木設計事務所
柳先生の事務所は、測量分野におけるドローン活用の草分け的存在であり、現在その分野で全国的に活躍されています。
不動産鑑定業においてドローンを活用し普及させていくに当たり、測量業界の状況を伺い、ご指導いただいたのが柳先生であって、このような先駆者が京都にいたこともまた奇遇です。
既存業界に新技術を持ち込み、惜しげもなくそのノウハウを提供する、但し達成された方であるからこそ、それを誰もができるものとは考えていない、ただ自分自身は信じた道を切り開く、ということを学ばせていただきました。
不動産鑑定業界は未だ測量業界から数年遅れて進んでいますが、それでも随時状況を報告し、相談させていただき、柳先生には不動産鑑定士業界における新技術対応の速さを認めていただいているという現状です。テキスト
赤外線調査部門
一般社団法人街と暮らし環境再生機構(赤外線建物診断技能師資格認定団体・TERS)
ドローンに登載される計量器は、一般的にカメラ、レーザー、赤外線等です。
赤外線分野については、民間資格である赤外線建物診断技能師により、壁面劣化診断・雨漏診断の業務が確立されており、サーモグラフィ登載ドローンの普及により、太陽光発電パネルの点検業務や建物インスペクションでの活用が広がっています。
事の発端は私が受講した上記資格での授業で、担当された中嶋先生のお話が、あまりに現場技術者として理にかなったものであって、感銘を受けたことに始まりますが、要は不動産鑑定士は赤外線を物件調査や原価法の根拠付けに活用したい。TERSはそのような不動産鑑定士側からの提案を快く受け入れ、当たらな取り組みを進めたいということで協働を始めた次第です。
私たちは、今まで目に見える光しかあてにせず、物件を調べてきましたが、それと合わせて目に見えない光を利用しようというのは、ごく普通の発想内でありながら、未達成の分野です。
ドローン鑑定会は、TERSという大きなミカタとともに、新しい分野を切り開いていきます。