入会案内

入会とは

・入会とは、不動産鑑定士自身が無人航空機操縦士(二等マルチ・25kg未満・目視外限定解除)を取得し、ドローン機材及び解析ソフトを備え、私たちと業務提携契約(特許使用許諾を含む)を結んでドローン鑑定業務を行うことを意味します。
・ドローン鑑定会は、会員がドローン業務を行いうる体制を構築するまでを指南しますが、その先は個々の業務努力であり、業務の完遂までを請け負うものではありません。入会後は、LINEグループ・メーリングリスト・毎月のWEB定例会・実地演習等を通じて、相互に研鑽しつつ前に進んで行きます。

入会者要件

・公益社団法人日本不動産鑑定士協会、及び各都道府県の不動産鑑定士協会の会員である不動産鑑定士であること。
・上記各協会主催のドローン研修またはシンポジウムを受講していること、または、連合会E研修「第37回不動産鑑定シンポジウム」を受講していること、あるいは、ドローン鑑定会主催の入門セミナー(希望者あり次第随時開催)を受講していること。
・当サイトを一読し、あるいは当会会員より話を聞くなどして、当会の活動についての現状認識と賛同の意思を有すること。
(入会は、入会を希望する方ありきで話が進むものです。こちらからお誘いのお声掛け程度はしても、ゼロから説明して勧誘することはありません。)

了承事項

・ドローン鑑定会への入会主体は不動産鑑定士個人ですが、業務提携契約主体は業者です。
 複数の不動産鑑定士が従事する場合、会員は1名でも複数名でも契約(会費等)は1つになります。
 大臣登録業者は、その全ての事業所と契約しますので、契約(会費等)は複数になります。
・既存の業務提携先がある場合、当会が扱う新技術との関連で、入会していただけない場合がございます。
・ドローン飛行には、事業者責任がありますので、入会希望の不動産鑑定士が鑑定業者の代表者でない場合には、代表者にも操縦士ライセンスを取得していただき、航空法及び業務に関する認識を身に付けていただきます。
・私たちは会員相互の相互研鑽を可能とするため、ドローン機材・解析ソフトについては会推奨品の使用をお願いしており、また、会での調達をお願いしております。加えて、共通の認識や技量を身に付けるため不動産調査実務者養成コースの受講をお願いしております。
・ドローン導入については、ライセンス取得・機材・解析ソフトの購入等で約200万円程度の費用と半年程度の時間がかかります。

入会審査(面談)

・入会には、既存会員の紹介を要します。既存会員にお知り合いがいらっしゃらない場合には、こちらが選定した会員を紹介者扱いとして、いっしょに面談していただきます。

会費

入会費等はありません。但し、ドローン機材・解析ソフト導入等について、会での調達をお願いしております。
(ドローン機材を正規代理店から購入すると、産業機導入講習費約10万円を要しますが、会が二次代理店として同講習を不動産調査実務者養成コースに含めて実施しますので、会調達の方が安くなります。また、解析ソフトについても、会手配により追加機能を無償で利用できる体制となっています。)
年会費(特許使用料)は、10万円(税別)で、初年度は規約に従い月割りになります。
なお、当会では、貢献や寄与による表彰制度にて会費減免を行っており、いずれは会費0となっていただき、主従のない有志関係で物事に取り組む体制を目指しています。現状、会費全免達成者(Achiever)は10名に達しています。
また、30歳代であるうちは、会費全免として若手鑑定士の育成に努めています。

入会者への案内

以下のテキストにて、この先の流れを案内するとともに、導入準備をしていただきます。
1.ドローン鑑定会の入会者へ(導入編の概要)
2.ドローン鑑定会の入会者へ(特許内容の閲覧方法)
3.ドローン鑑定会の入会者へ(規約等の適用)
4-1.ドローン鑑定会の入会者へ(マイナンバー・Gbiz準備)
4-2.ドローン鑑定会の入会者へ(DIPS2アカウント開設マニュアル)

導入編の実施

以下のテキストにて、業務体制を構築していきます。
当会におけるドローン導入は自力型です。すなわち、手続きを行政書士等の他人任せにするのではなく、自分自身で行うことで、コスト削減するとともに、知識や技量を身に付け、継続的な業務実施を可能として行きます。

・導入編① 飛行ライセンスとドローンスクール編
 ・導入編①-2-1 ライセンス取得サポート(学科試験編)
 ・導入編①-2-1 ライセンス取得サポート(学科勉強要点編)
 ・導入編①-2-1 ライセンス取得サポート(スクール編)
 ・導入編①-2-1 ライセンス取得サポート(身体検査編)
 ・導入編①-2-1 ライセンス取得サポート(技能証明発行編)
 ・導入編①-3-1~4  京都FREEBIRDの案内
・導入編② 機材購入編
・導入編③ 保険加入編
・導入編④ 機体登録編
・導入編⑤ 飛行許可承認編
・導入編⑥ 特許編

正式な契約の締結

以上を達成すれば、ドローン導入は完了です。ここまで半年程度はかかります。
私たちは、日常業務を抱えた不動産鑑定士です。以上これだけのことを達成するのはなかなか大変なことですし、個々人の向き不向きも含め、誰もがドローン活用を望めば即できるものではないとわかっていただけると思います。
なので、事前に入会審査等も行い、その方がドローン鑑定を実施できそうかを検討の上、入会していただきますし、ここまで達成した方と初めて正式に業務提携契約(特許使用許諾)を結ばせていただきます。

実務編の実施

その後は、各自で以下のテキストに従って実地にドローンを飛ばし、わからないことはLINEや定例会で聞き、また、実地演習等を通じて、個々の業務を達成していただきます。
実のところ、この実務編こそが一番価値のあるものであり、これまで5年間かけた全国のドローン鑑定士のノウハウを享受できることにドローン鑑定会の価値があるのです。

【ルーティンワーク編】
・実務編①-1 ルーティンワーク編
・実務編①-2 ミッション設定編
・実務編①-2-2 ミッション設定編(PILOT2)R6.2リリース
・実務編①-3 飛行計画登録編
・実務編①-3(改)飛行計画通報編 R5.1リリース
・実務編①-4 空撮データ解析編
・実務編①-5 飛行実績報告編(…改正により現在廃盤)
【研修編】
・実務編②-1 テラマッパー研修1の概要
・実務編②-2 テラマッパー研修1ビデオ(YOUTUBE)
・実務編②-3 テラマッパー研修2テキスト
・実務編②-4 テラマッパー研修2土量計算マニュアル
・実務編②-5 テラマッパー研修2ビデオ(YOUTUBE)
・実務編②-6 テラマッパー研修3ビデオ(YOUTUBE) R4.11リリース
・実務編②-7 テラマッパー研修3テキスト R4.11リリース
【重ね図作成編】
・実務編③ 重ね図作成編
【書式編】
・実務編④-1 飛行実績報告(別紙1)(…改正により現在廃盤)
・実務編④-2 飛行実績報告(別紙2)(…改正により現在廃盤)
・実務編④-3 ドローン空撮の依頼書兼承諾書
・実務編④-4 関西電力との事前協議書
・実務編④-5 空撮重ね図(書式)
・実務編④-6 地権者宛通知
・実務編④-7 現地確認立入通知
・実務編④-8 飛行日誌等 R5.1リリース
【参考資料編】
・実務編⑤-1 HowtoMavic2pro
・実務編⑤-2 実例演習記録
・実務編⑤-3 オルソ作成時のトラブル対応
・実務編⑤-4 実地演習記録
・実務編⑤-5 UAV立木調査マニュアル
・実務編⑤-6 HowtoMavic2pro(その2)
・実務編⑤-7 座標に関する基礎認識編
・実務編⑤-8 情報発信編 
・実務編⑤-9 バッテリーに関するメモ編
・実務編⑤-10 関東甲信演習リポート編
・実務編⑤-11 オルソ作成時のトラブル対応編2
・実務編⑤-12 ユーチューブ入門編 R4.5リリース
・実務編⑤-13 標高についての理解入門編 R4.5リリース
・実務編⑤-14 What’s電子署名 R4.5リリース
・実務編⑤-15 自動音声機能編 R5.9リリース
・実務編⑤-16 ムービー撮影編 R5.9リリース
・実務編⑤-17 小型無人機法イエローゾーン手続き編 R5.10リリース
【表彰事例編】
・実務編⑥-1 DJI-GEO解除マニュアル
・実務編⑥-2 LED境界標
・実務編⑥-3 音声付動画&夜間飛行マニュアル
・実務編⑥-4 測量士補試験短期攻略法
・実務編⑥-5 不動産鑑定資料作成手順
・実務編⑥-6 初心者向け動画編集入門 R4.10リリース
・実務編⑥-7 RTKやってみたあれこれ R5.1リリース
【地勢分析編】
・実務編⑦ TerraMapper編2(地勢分析等)
【大型物件への対応】
・実務編⑧-1 大型物件への対応
・実務編⑧-2 大型物件への対応2 R4.2リリース
【3Dビューアー編】
・実務編⑨-1 Howto3Dビューアー R4.4リリース
・実務編⑨-2 3Dビューアー仕様変更 R6.5リリース
【赤外線編】
・実務編⑩-1 赤外線ドローンと鑑定評価 R4.4リリース
・実務編⑩-2 ソーラーパネル調査テスト R4.5リリース
【二等ライセンス攻略編】 R5.7全面改定
・実務編⑪-1 二等ライセンス攻略編(概要)
・実務編⑪-2 二等ライセンス攻略編(学科試験編)
・実務編⑪-3 二等ライセンス攻略編(学科試験要点)
・実務編⑪-4 二等ライセンス攻略編(一発試験の手順)
・実務編⑪-5 二等ライセンス攻略編(スクール実技対策)
・実務編⑪-5-2 二等ライセンス攻略編(実地試験メモ)
・実務編⑪-6 二等ライセンス攻略編(身体検査)
・実務編⑪-7 二等ライセンス攻略編(技能証明発行)
・実務編⑪-8 二等ライセンス取得後の飛行許可承認申請編 R5.12リリース
【ヒヤリハット編】
・実務編⑫-1 ヒヤシハット事例1 R5.11リリース

実地演習

全ては、机上理解でできるものではなく、実務飛行により身に付くものです。
できている、わかっていると思っていても、自身で気づいていないソツを実地演習にて指導します。
ここまでくれば、勉強ではなく、楽しい実践段階です。